ドキュメンタリー監督
ジャーナリスト(Rain field Production主宰)
市川三郷町ふるさと大使
山本美香記念国際ジャーナリスト賞 選考委員
笠井千晶
かさいちあき
15年に及ぶテレビ報道記者のキャリアを生かし、フリーランスの映像ディレクターとしてドキュメンタリー映画やテレビ番組を制作しています。長編映画の初監督作品「Life 生きてゆく」で、第5回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞したのをはじめ、受賞歴多数。
ひとつひとつの作品にしっかりと手をかけ、ていねいに紡いだストーリーとともに、リアルな映像と言葉を届ける——。笠井がジャーナリストとして大切に守る仕事への姿勢です。人の心を動かし、歴史の瞬間を刻むドキュメンタリーの新たな可能性に挑んでいきます。
経歴
▏1974年
山梨県生まれ 市川三郷町出身
▏1993年
お茶の水女子大学 文教育学部外国文学科英文学・英語学 入学
▏1996年
ドイツ留学(〜1997年)
▏1998年
お茶の水女子大学 文教育学部外国文学科英文学・英語学 卒業
SBS静岡放送 入社(報道部に配属)
▏2006年
SBS静岡放送 退社
ニューヨーク留学(〜2008年)
▏2008年
中京テレビ放送 契約社員(報道部に勤務)
▏2015年
中京テレビ放送 契約終了
独立しフリーランスへ
▏2016年
個人事業所「Rain field Production」開業
▏2018年
市川三郷町「ふるさと大使」に就任
‣市川三郷町ホームページ
主な受賞歴
テレビ局時代 1998-2015
▏2004年
日本民間放送連盟賞テレビ報道番組部門 最優秀賞(受賞作:SBSスペシャル「宣告の果て〜確定死刑囚 袴田巖の38年〜」制作:SBS静岡放送)
‣日本民間放送連盟
▏2006年
日本民間放送連盟賞テレビ報道番組部門 優秀賞「地方の時代」映像祭 優秀賞(受賞作:SBSスペシャル「『散華』〜或る朝鮮人学徒兵の死〜」制作:SBS静岡放送)
‣日本民間放送連盟
▏2009年
第15回 平和・協同ジャーナリスト基金賞 奨励賞(受賞作:NNNドキュメント「法服の枷〜沈黙を破った裁判官たち〜」制作:中京テレビ放送)
▏2010年
第10回 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞 奨励賞(受賞作:NNNドキュメント「法服の枷〜沈黙を破った裁判官たち〜」制作:中京テレビ放送)
‣早稲田大学
独立後 2015-現在
▏2015年
2015年度 ギャラクシー賞 奨励賞(受賞作:ハートネットTV「待ちわびて〜袴田巖死刑囚 姉と生きる今〜」制作:NHK Eテレ)
▏2018年
第5回 山本美香記念国際ジャーナリスト賞(受賞作:ドキュメンタリー映画「Life 生きてゆく」監督:笠井千晶)
‣山本美香記念財団
2018年度 ギャラクシー賞 奨励賞(受賞作:NNNドキュメント「我、生還す—神となった死刑囚・袴田巖の52年—」制作:中京テレビ放送)
▏2019年
第26回 小学館ノンフィクション大賞(受賞作:ノンフィクション書籍「家族写真 3.11原発事故と忘れられた津波」刊行:小学館(2020年)
‣小学館プレスリリース
‣小学館・週刊ポスト記事(2020.1.21.付)「ノンフィクション大賞 笠井千晶氏 津波被災家族テーマの理由」